黒田博樹投手 画像ファンブログよりお借りしました |
【第四弾】東京人の僕が黒田博樹投手を大嫌いになった3つの理由
その①電話代が倍になった
『元気なん?』
『おう 元気よ』
お互いがたった一言で終わっていた
東京から広島の親父への電話が
『元気なん?』
『おう 元気よ
今日も黒田勝ったのう
やっぱりピンチの時に抑えるんは
すごいのー
黒田は打ってもすごいんぞー
ピッチャーなのにタイムリーも
打つんぞ
ほんまに今こっちじゃすごいんでー
東京じゃー わからんじゃろー
どのチャンネル回しても黒田
黒田じゃけん
もう黒田見飽きたのう
こんだけ盛り上がっとるけん
ゴールデンウィークもお盆も
無理して帰ってこんでええぞー』
いつもは寡黙な親父の口からバンバン
出てくる会話
今まではこちらから聞いたことだけ
答えていた親父の口から出てくるのは
カープの黒田博樹投手の話題ばかり
僕が本当に聞きたいのは
黒田博樹投手の事ではなく
親父の体調の事なのに…
黒田博樹投手が帰ってきてからは
黒田博樹投手の事ばかり
おかげで電話代はふくらむばかり
東京人の僕が黒田博樹投手を
大嫌いになった理由
親父との会話が増え
電話代が倍になった…
その②高血圧の親父の体調が気になる…
3年前倒れて病院に運ばれた時
親父の血圧は210を越えていた
いつ死んでもおかしくない
そう言われて降圧剤で今でも150前後の
高血圧の親父
それなのに
ワンアウト満塁の場面でも
一つ一つアウトを重ね
何事も無かったかのように
無失点で抑えベンチに戻る
黒田博樹投手
黒田博樹投手
僕だってハラハラ・ドキドキしてしまうシーン
しかし本当にいくらランナーを背負っていて
大ピンチの場面でも普通に抑える黒田投手
黒田博樹投手が大嫌いになった理由
高血圧の親父の血圧が上がってしまうのでは?
と心配になるシーンを何度も何度も
抑えて平然としていられる
常に緊張感のある試合を見せる所
その③ほぼ寝たきりだった親父が 『マツダスタジアムに行きたい』と言い出す
思えば3年前
病院のベットの上で自分の力で起き上がる事
が出来なかった親父
その後
辛いリハビリ生活を乗り越え
なんとか復帰を果たした親父
しかし呉港から呉駅まで徒歩5~10分の
道のりを1時間以上かかったため
マツダスタジアムまでたどり着けなかった
いつかもう一度みんなで
『マツダスタジアム行こうね』とリハビリを
あんなに頑張ったのに…
マツダスタジアムのチケットを握りしめたまま
マツダスタジアムに行くのを諦めた…
翌年マツダスタジアムのチケットを取る事も
やめた
病院で車いすを借りて行こうか?とも考えたが
『カープ応援せんにゃならんのに
車イスのまま行けるかー』
と車イスに乗ることも頑なに拒否した
そんな頑固なカープファンが多いから
いくら満員のマツダスタジアムでも
いつも車いす席は空いてるのかって思った
思えばリハビリ中
僕が『カープも頑張っとんじゃけん
親父も頑張りんさい』と言ったら
看護婦さん(たぶんカープ女子)から
『息子さん
東京じゃったらそれでもええけど
カープ頑張っとるけんって言い方したら
カープ負けた翌日リハビリせんけん
カープそんなに勝たんのじゃけん
マツダスタジアムにもう一度頑張って
行こうねって未来を予測する励まし
言い方をしてくれんかね』
とアドバイスしてくれた
みんなから励まされ
カープを応援しにいくために頑張った親父
だけど遠かったマツダスタジアム
なんとか連れて行こうとしたけど
自分の足で行けんようになったら
絶対いかん!!
そんな親父が突然歩く練習を始めた
自宅前の庭3畳分位のスペースを
歩くだけなのに額から血を流しながら
転んでも転んでも
何度も立ち上がった
自分の足でもう一度歩きたい
自分の足でもう一度マツダスタジアムに
辿り着きたい
死ぬ前にもう一度カープ日本一を見たい
という事は半分は諦めてた
でもあの人が戻ってきてから
どうしてももう一度マツダスタジアムだけは
いっておきたい
2015.3.2チケット販売の日
前々年みたいにチケットをとっても
マツダスタジアムに行けないのは
他のカープファンに申し訳ないと思い
今年はチケットをとるのをやめた
いつの間にか
僕と親父の間でマツダスタジアムの
チケットの話はタブーになっていた
いちおう僕からも
『今年はもうチケット取らんぞ』と言った
やはり親父は
『もうマツダスタジアムは行かんでもええわ
その話はもう無しじゃ
絶対マツダスタジアムへはいかんよ』
と言ってきたので僕ももう諦めた…
そんな二人を見て姪っ子が
『おじいちゃんとマツダスタジアム行きたい』
と助け舟を出してくれた
もうマツダスタジアムへ行くのを諦めていた親父が
『今年行かんともうやばいのう』と重い腰を上げた
8月のヤクルト戦のチケットは姪っ子の分も含めて
予約した
あとは親父が自分の足でたどり着けるかどうか…
こんな想いを70歳を越えた親父に抱かせる
黒田博樹投手が大嫌いな理由
頑張れ!!広島東洋カープ☆
広島東洋カープランキングへ
なんとか復帰を果たした親父
しかし呉港から呉駅まで徒歩5~10分の
道のりを1時間以上かかったため
マツダスタジアムまでたどり着けなかった
いつかもう一度みんなで
『マツダスタジアム行こうね』とリハビリを
あんなに頑張ったのに…
マツダスタジアムのチケットを握りしめたまま
マツダスタジアムに行くのを諦めた…
翌年マツダスタジアムのチケットを取る事も
やめた
病院で車いすを借りて行こうか?とも考えたが
『カープ応援せんにゃならんのに
車イスのまま行けるかー』
と車イスに乗ることも頑なに拒否した
そんな頑固なカープファンが多いから
いくら満員のマツダスタジアムでも
いつも車いす席は空いてるのかって思った
思えばリハビリ中
僕が『カープも頑張っとんじゃけん
親父も頑張りんさい』と言ったら
看護婦さん(たぶんカープ女子)から
『息子さん
東京じゃったらそれでもええけど
カープ頑張っとるけんって言い方したら
カープ負けた翌日リハビリせんけん
カープそんなに勝たんのじゃけん
マツダスタジアムにもう一度頑張って
行こうねって未来を予測する励まし
言い方をしてくれんかね』
とアドバイスしてくれた
みんなから励まされ
カープを応援しにいくために頑張った親父
だけど遠かったマツダスタジアム
なんとか連れて行こうとしたけど
自分の足で行けんようになったら
絶対いかん!!
そんな親父が突然歩く練習を始めた
自宅前の庭3畳分位のスペースを
歩くだけなのに額から血を流しながら
転んでも転んでも
何度も立ち上がった
自分の足でもう一度歩きたい
自分の足でもう一度マツダスタジアムに
辿り着きたい
死ぬ前にもう一度カープ日本一を見たい
という事は半分は諦めてた
でもあの人が戻ってきてから
どうしてももう一度マツダスタジアムだけは
いっておきたい
2015.3.2チケット販売の日
前々年みたいにチケットをとっても
マツダスタジアムに行けないのは
他のカープファンに申し訳ないと思い
今年はチケットをとるのをやめた
いつの間にか
僕と親父の間でマツダスタジアムの
チケットの話はタブーになっていた
いちおう僕からも
『今年はもうチケット取らんぞ』と言った
やはり親父は
『もうマツダスタジアムは行かんでもええわ
その話はもう無しじゃ
絶対マツダスタジアムへはいかんよ』
と言ってきたので僕ももう諦めた…
そんな二人を見て姪っ子が
『おじいちゃんとマツダスタジアム行きたい』
と助け舟を出してくれた
もうマツダスタジアムへ行くのを諦めていた親父が
『今年行かんともうやばいのう』と重い腰を上げた
8月のヤクルト戦のチケットは姪っ子の分も含めて
予約した
あとは親父が自分の足でたどり着けるかどうか…
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